タビオ、今期経常を31%下方修正

配信元:株探
投稿:2020/01/10 15:00
 タビオ <2668> [東証2] が1月10日大引け後(15:00)に決算を発表。20年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比47.7%減の1.7億円に落ち込んだ。
 併せて、通期の同利益を従来予想の5.8億円→4億円(前期は6.2億円)に30.6%下方修正し、減益率が5.8%減→34.6%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.3億円→3.5億円(前年同期は5.6億円)に33.8%減額し、減益率が5.4%減→37.3%減に拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比56.4%減の1.1億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の6.2%→2.8%に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  通期の個別業績予想につきましては、消費税増税や暖冬等による影響を強く受けたことや、お客様のニーズを呼び起こすほどの新たな商品提案が弱かったことにより、当初予定に比べて秋冬物商戦が振るわず、売上高は当初計画を下回る見通しとなりました。 利益面におきましても、販売管理費は計画の範囲内で推移したものの、売上高が減少したことにより、当初計画を下回るものと予想しております。 また、通期の連結業績予想につきましても、個別業績予想の修正理由に加え、第2四半期において、連結子会社の退職給付制度移行損失39百万円を特別損失として計上したことや、海外子会社において運営している直営店の減損損失を28百万円見込んでいること等により、業績は当初計画を下回る見通しです。 以上を踏まえ、通期の連結・個別業績予想を修正致します。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
2668
1,275.0
(01/06)
-6.0
(-0.46%)