決算マイナス・インパクト銘柄 … ウエルシア、サイゼリヤ、ＡＢＣマート (1月8日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の1月7日から8日の決算発表を経て9日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.4　フジ <8278>
　20年2月期の連結経常利益を従来予想の100億円→80億円(前期は86.3億円)に20.0％下方修正し、一転して7.4％減益見通しとなった。

▲No.6　ヤマザワ <9993>
　20年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比16.4％減の1億7800万円に減ったが、通期計画の1億2000万円に対する進捗率が148.3％とすでに上回り、さらに5年平均の65.5％も超えた。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3141> ウエルシア 　　東１　　 -5.66 　　1/ 8　　　3Q　　　 22.86
<2670> ＡＢＣマート 　東１　　 -5.58 　　1/ 8　　　3Q　　　　0.01
<6183> ベル２４ＨＤ 　東１　　 -5.33 　　1/ 8　　　3Q　　　 16.68
<8278> フジ 　　　　　東１　　 -3.49 　　1/ 8　　　3Q　　　 -6.24
<7581> サイゼリヤ 　　東１　　 -1.53 　　1/ 8　　　1Q　　　　9.65

<9993> ヤマザワ 　　　東１　　 -0.82 　　1/ 8　　　3Q　　　-16.43
<4714> リソー教育 　　東１　　 -0.51 　　1/ 8　　　3Q　　　　8.18
<2178> トライＳＴＧ 　東Ｍ　　 -0.31 　　1/ 8　　　3Q　　　134.38

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース