和田興産が６日続伸、分譲マンション販売好調で第３四半期営業利益３２％増

　和田興産<8931.T>が６日続伸している。７日の取引終了後に発表した第３四半期累計（３～１１月）単独決算が、売上高３２２億４１００万円（前年同期比１６．５％増）、営業利益３０億７７００万円（同３２．２％増）、純利益１７億３１００万円（同４４．８％増）と大幅増益で着地し、通期計画に対する営業利益の進捗率が８８％と高進捗率となったことが好感されている。

　主力の分譲マンション販売事業で、引き渡し戸数が４４６戸（前年同期比７９．１％増）と伸長したことが牽引した。また、賃貸マンションなど１５物件の販売でその他不動産販売事業の収益が好転したことも寄与した。

　なお、２０年２月期通期業績予想は、売上高４００億円（前期比１．８％増）、営業利益３５億円（同１．６％増）、純利益１８億５０００万円（同０．４％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：MINKABU PRESS