マザーズ先物見通し:狭い値幅でのもみ合い展開継続か

配信元:フィスコ
投稿:2019/12/11 08:10
本日のマザーズ先物は、重要イベントを前に模様眺めムードが広がり、全般は小幅な値動きにとどまりそうだ。前日の米国市場は、米国による対中制裁関税第4弾の引き上げ期限や米連邦公開市場委員会(FOMC)、欧州中央銀行(ECB)理事会など重要日程を控えて、様子見気分が広がり、主要株価指数は小幅な下落となった。シカゴ日経225先物も小動きで、きょうの東京市場は手掛かり材料に欠ける。こうした背景に加えて、今週13日に控えるメジャーSQを控えてのロールオーバーの動きも見られており、マザーズ先物も動意に乏しい展開となりそうだ。一方、マザーズ市場には前日、ALiNK<7077>が新規に上場している。個人投資家の人気などから買い気配を切り上げ、初値形成は持ち越された。そして、本日はマクアケ<4479>が新規に上場する。個人投資家のIPO人気からこれら銘柄には投資マネーがシフトすることも全体としては方向感に欠ける一因になると想定される。上値のメドは910.0pt、下値のメドは900.0ptとする。 <YN>
配信元: フィスコ

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