他事業者との共存ができる環境は整いつつある
スポーツ・音楽・ドラマなどのBS、CS放送大手企業。
業績は2018年3月期、2019年3月期と減益を続けたが、今期、反転へ向かっている。今期、営業利益予想は12.1%増益の76億円。10月25日に、第2四半期業績を上方修正(30億円から45億円へ。実績は、45億89百万円。)したが、通期予想は据え置いている。前期に計画をしていたコンテンツ制作費及び広告宣伝費が下期にずれたため、第2四半期営業利益は上振れしている。
株価は、業績低迷と共に、2017年の高値4125円から中期的に下落を続け、2019年8月には2434円をつけたが、そこから徐々に反発に入り、先週は2730円をつけている。この水準はPER=13.1倍、PBR=1.24倍と、決して割高感は無い。
事業としては、近時契約数を大きく伸ばすネット配信事業者に対して、成長性に疑問を持たれるケースもあるが、ネット配信事業者への出資や、提携を通じ、この分野にも参入、他事業者との共存ができる環境は整いつつある。同社では、2018年12月より、競争力のあるスポーツ中継コンテンツをネット中継に対応させるなど、インターネット向け事業にも注力をしているが、今後、さらなる提携戦略を続けていくだろう。
株価は、短期的にはまだ上昇余地がある。先週金曜日に25日移動平均線を上回り、このまま一定期間は、上昇波動にいる可能性が高い。前回高値の2784円を上回れば、さらに3か月程度の緩やかな上昇局面を作ることが考えられる。
業績は2018年3月期、2019年3月期と減益を続けたが、今期、反転へ向かっている。今期、営業利益予想は12.1%増益の76億円。10月25日に、第2四半期業績を上方修正(30億円から45億円へ。実績は、45億89百万円。)したが、通期予想は据え置いている。前期に計画をしていたコンテンツ制作費及び広告宣伝費が下期にずれたため、第2四半期営業利益は上振れしている。
株価は、業績低迷と共に、2017年の高値4125円から中期的に下落を続け、2019年8月には2434円をつけたが、そこから徐々に反発に入り、先週は2730円をつけている。この水準はPER=13.1倍、PBR=1.24倍と、決して割高感は無い。
事業としては、近時契約数を大きく伸ばすネット配信事業者に対して、成長性に疑問を持たれるケースもあるが、ネット配信事業者への出資や、提携を通じ、この分野にも参入、他事業者との共存ができる環境は整いつつある。同社では、2018年12月より、競争力のあるスポーツ中継コンテンツをネット中継に対応させるなど、インターネット向け事業にも注力をしているが、今後、さらなる提携戦略を続けていくだろう。
株価は、短期的にはまだ上昇余地がある。先週金曜日に25日移動平均線を上回り、このまま一定期間は、上昇波動にいる可能性が高い。前回高値の2784円を上回れば、さらに3か月程度の緩やかな上昇局面を作ることが考えられる。