トーセイ、前期税引き前を7%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額

配信元:株探
投稿:2019/12/03 15:00
 トーセイ <8923> が12月3日大引け後(15:00)に業績・配当修正(国際会計基準=IFRS)を発表。19年11月期の連結税引き前利益を従来予想の112億円→120億円(前の期は101億円)に7.2%上方修正し、増益率が10.4%増→18.4%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結税引き前利益も従来予想の35.9億円→44億円(前年同期は36.6億円)に22.5%増額し、一転して20.4%増益計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の37円→42円(前の期は30円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1)連結業績予想 売上高については、不動産流動化事業における一部の販売予定物件の販売時期を翌期以降に見直しをしたこと等から、売上高を前回予想比10,757 百万円減の60,752 百万円に修正いたしました。 一方、利益においては、上記の販売時期見直しの影響はあるものの、当期に販売した物件の利益率が当初予想を上回って推移したこと、また、不動産ファンド・コンサルティング事業において、受託資産の拡大による期中報酬の増加、受託ファンドの物件取得および売却に係る業務報酬による収益の底上げ、販売費及び一般管理費及び金融費用等において想定を下回ったことから、税引前利益予想を810百万円増の12,040百万円、当期利益予想を725百万円増の8,434百万円に修正いたしました。(2)個別業績予想 連結業績予想と同様の理由により、売上高を前回予想比11,175 百万円減の48,851 百万円、経常利益予想を244 百万円増の9,785 百万円、当期純利益予想を155 百万円増の7,312 百万円に修正いたしました。

  当社は、株主の皆様への安定的な配当を経営の最重要課題と認識しており、収益性の高い事業機会の獲得による長期的な企業価値向上のために必要な内部留保と配当とのバランスについて、業績の推移、今後の経営環境、事業計画の展開を総合的に勘案して決定することを基本方針としております。 期末配当金につきましては、2019 年11 月期の連結業績予想の修正を踏まえ、配当予想を前回予想より5円増額し、1株当たり42 円といたしました。                                                                        以上※業績予想に関する留意事項上記の業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき判断したものであり、今後確定する決算数値とは異なる可能性があります。
配信元: 株探

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