今夜から明朝の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也

著者:神田卓也
投稿:2019/11/29 15:45

今夜から明朝の注目材料は

東京市場のドル/円は、109.60円前後に強含む場面がありましたが、仲値公示に絡む実需のドル売りに押されて109.45円前後まで小緩むなど、狭い値幅で一進一退の展開となりました。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

11/29(金)
16:00 トルコ10月貿易収支
16:00 独10月小売売上高指数
16:45 仏10月生産者物価指数
16:45 仏11月消費者物価指数・速報値
16:45 仏7-9月期GDP・改定値
17:00 スイス11月KOF景気先行指数
17:00 デコス・スペイン中銀総裁講演
17:30 スウェーデン7-9月期GDP
17:55 独11月雇用統計
18:00 ノルウェー11月失業率
18:30 英10月消費者信用残高
18:30 英10月マネーサプライM4
19:00 ユーロ圏10月失業率
19:00☆ユーロ圏11月消費者物価指数(HICP)・速報値
21:00 南ア10月貿易収支
22:30 カナダ9月GDP
22:30☆カナダ7-9月期GDP
22:30 カナダ10月鉱工業製品価格
22:30 カナダ10月原料価格指数
25:10 ビルロワ仏中銀総裁講演
26:30 デギントスECB副総裁講演

11/30(土)
10:00☆中国11月製造業PMI
10:00 中国11月非製造業PMI
※☆は特に注目の材料

本日は米国が感謝祭明けのブラックフライデーで「ほぼ休日」です。米経済指標の発表もなく、NY市場は株と債券の取引が半日に短縮となります。不意打ちを注意すべきは、米国の香港人権法成立に対する中国側の対応くらいでしょうか。
神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
配信元: 達人の予想