今夜から明朝の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也

著者:神田卓也
投稿:2019/11/27 15:41

今夜から明朝の注目材料は

東京市場のドル/円は、 109.17円前後まで小幅に上昇。日本株の堅調推移などを背景に円売り優勢も、15銭ほどの限定的な値動きとなっています。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

11/27(水)
16:00 独10月輸入物価指数
16:45 仏11月消費者信頼感指数
18:30 レーンECB専務理事講演
21:00 メキシコ10月貿易収支
21:00 メキシコ10月失業率
22:30☆米7-9月期GDP・改定値
22:30☆米7-9月期個人消費・改定値
22:30 米7-9月期コアPCEデフレーター・改定値
22:30☆米10月耐久財受注額
22:30 米新規失業保険申請件数
23:45 米11月シカゴPMI
24:00 米10月住宅販売保留指数
24:00☆米10月個人消費支出(PCE)
24:00 米10月個人所得
24:00☆米10月PCEデフレーター
24:30 EIA週間原油在庫統計
25:30 米7年債入札(320億ドル)
28:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)

11/28(木)
07:00☆英総選挙に関するYouGov分析
09:00 NZ11月NBNZ企業信頼感
09:30 豪7-9月期民間設備投資

※☆は特に注目の材料

今夜は、☆マークの付いた米経済指標の発表がいくつか予定されていますが、ドル/円を大きく動かすには、どれもやや力不足でしょうか。市場は引き続き米中通商協議の行方に関心を寄せており、「合意への期待」ではなく「合意の事実」に関する報道を待っています。なお、明日からは米国勢の殆どが、週末にかけて感謝祭休暇に入ると見られます。
神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
配信元: 達人の予想