中日興、今期経常を一転46％増益に上方修正

　中日本興業 <9643> [名証２] が11月13日後場(14:20)に決算を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比91.7％増の2億3000万円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の1億3000万円→2億4000万円(前期は1億6400万円)に84.6％上方修正し、一転して46.3％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益は前年同期比77.3％減の1000万円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常利益は前年同期比68.0％増の1億6300万円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の9.1％→12.8％に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　主力のシネマ事業において、夏休み興行が非常に好調に推移したことから、当初の予想売上高を上回る見込みとなりました。その結果、営業利益、経常利益、当期純利益につきましても、当初予想を上回る見込みとなりました。 なお、詳細につきましては、本日公表いたしました「令和２年３月期 第２四半期決算短信」をご参照ください。※ 上記の予想は、本資料の発表時現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、 実際の業績等は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。