事業評価は、人材ビジネスの成長率で判断すべきだろう。
今年3月20日に東証マザーズに上場したギークスが、底値固めから反転しそうな動きを見せ始めている。
ギークスは、フリーのIT人材を、企業の需要とマッチングさせる事業で業績を伸ばし、上場を果たしてきた。IT系人材の特性を活かし、その技術リソースのシェアリングを企業間で行う、というのが、基本的なコンセプトだ。企業は人材確保が困難な情況にある一方、人材側は、税金や健康診断の履行など、面倒なことが苦手だ。
同社事業は、そうした課題を解決し、企業のコスト削減と働き方改革という課題に応える、新しい形の人材ビジネスだということが出来る。同社は、人材事業以外にもゲーム受託なども行っているが、そちらはそれほど大きく業績に影響を与えるビジネスモデルではなく、事業評価は、人材ビジネスの成長率で判断すべきだろう。
株価は上場時の期待感の高さによって、2715円(公募価格965円:株式分割考慮後)まで上昇した後、1400円割れの水準まで調整した。しかし、上場後6か月以上が経過し、株式分割(1対2)も行ったことなどから、市場での動きは徐々に安定しつつある。13日に、第2四半期業績の発表があるが、数値が安定していれば、株価は徐々に戻りに入るだろう。ちょうど短期の移動平均線を上回ってきたタイミングでもあり、ねらい目を迎えているようだ。
ギークスは、フリーのIT人材を、企業の需要とマッチングさせる事業で業績を伸ばし、上場を果たしてきた。IT系人材の特性を活かし、その技術リソースのシェアリングを企業間で行う、というのが、基本的なコンセプトだ。企業は人材確保が困難な情況にある一方、人材側は、税金や健康診断の履行など、面倒なことが苦手だ。
同社事業は、そうした課題を解決し、企業のコスト削減と働き方改革という課題に応える、新しい形の人材ビジネスだということが出来る。同社は、人材事業以外にもゲーム受託なども行っているが、そちらはそれほど大きく業績に影響を与えるビジネスモデルではなく、事業評価は、人材ビジネスの成長率で判断すべきだろう。
株価は上場時の期待感の高さによって、2715円(公募価格965円:株式分割考慮後)まで上昇した後、1400円割れの水準まで調整した。しかし、上場後6か月以上が経過し、株式分割(1対2)も行ったことなどから、市場での動きは徐々に安定しつつある。13日に、第2四半期業績の発表があるが、数値が安定していれば、株価は徐々に戻りに入るだろう。ちょうど短期の移動平均線を上回ってきたタイミングでもあり、ねらい目を迎えているようだ。