7日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は182ドル高と最高値更新

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/11/08 08:22
 7日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比182.24ドル高の2万7674.80ドルと反発し最高値を更新した。

 米国と中国が発動済みの追加関税を段階的に撤廃する方針で一致した、と伝わったことから買い安心感が広がり、NYダウは一時280ドルを超す上昇となった。ナスダック指数とS&P500種株価指数も最高値を更新した。ただ、米政府内には関税撤回に関して強い反対意見が出ている、との報道もあり引けにかけ上昇幅は縮小した。キャタピラーやボーイングなど中国向け比率が高い資本財株が高く、好業績を発表した半導体のクアルコムが急伸。原油価格の上昇を受け、エクソン・モービルやシェブロンが値を上げた。半面、アマゾン・ドット・コムやフェイスブックが安く、プロクター&ギャンブルやコカ・コーラが値を下げた。

 ナスダック総合株価指数は、同23.888ポイント高の8434.516と反発。出来高概算は、ニューヨーク市場が9億6271万株、ナスダック市場は23億9692万株となった。

出所:MINKABU PRESS
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