山九、今期経常を3%上方修正、配当も5円増額

配信元:株探
投稿:2019/10/31 13:00
 山九 <9065> が10月31日後場(13:00)に決算を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.0%減の192億円となった。
 しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の355億円→367億円(前期は391億円)に3.4%上方修正し、減益率が9.4%減→6.3%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比10.7%減の174億円に減る計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の100円→105円(前期は110円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比5.0%増の94.3億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の6.4%→6.7%とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 通期の業績見通しにつきましては、第2四半期までの収益の実態を精査し、足元の当社グループを取り巻く経済環境等を鑑みた上で、当初に公表(2019年5月10日公表決算短信)いたしました通期の業績予想値を修正し、売上高5,689億円、営業利益367億円、経常利益367億円、親会社株主に帰属する当期純利益241億円と予想しております。

 当社は、株主の皆様に対する安定的な利益還元を経営の最重要課題のひとつとして認識しており、将来の事業展開に備え、戦略的な設備投資ならびに財務体質の強化を図りながら、業績に基づく成果の配分を継続的に行うことを利益配分の基本方針としております。 当期の業績、今後の事業ならびに経営資源に対する戦略的な投資計画等を総合的に勘案した結果、直近の中間配当予想の1株当たり50円00銭に対し5円00銭増配し、55円00銭とさせていただくことといたしました。
配信元: 株探

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