ソフトバンクグループに売り買い錯綜、4000円大台攻防の様相に
ソフトバンクグループ<9984.T>が前週末終値近辺で売り買いを錯綜させ、足もとは小幅ながらプラス圏で推移。出資先の米シェアオフィス大手ウィーワークの経営再建問題を背景に前週は下値模索の動きを続け、週末25日には取引時間中に4000円大台を割り込む場面もあった。信用買い残が多く、外資系証券の貸株調達による仕掛け的な空売りが観測されていたが、一方で個人投資家による押し目を買い向かう動きが活発化、4000円近辺は強弱観が対立している。現在、信用倍率は11.75倍と大幅に買い長の状態で需給関係は悪いが、ソフトバンクグループには過去の経緯から自社株買いなどの株価刺激策を打ち出すことへの思惑があり、個人投資家の逆張りを誘導している。
出所:MINKABU PRESS
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