【売り】武田薬品工業(4502)いまだ過熱感が漂う=フェアトレード西村剛

著者:西村剛
投稿:2019/10/23 19:01

■注目銘柄:【売り】武田薬品工業(4502)

■注目理由
7月31日に第1四半期決算を発表。主力製品が好調で大幅な増収を達成している。これを受け同社株は窓を開けて上昇。その後は軟調な展開となっており、8月28日には年初来安値をつけたが、直近はやや反発している。

■テクニカル分析
10月23日は前日比0.37%プラスの3811円で引けた。同社株は3900円近辺で上値が重くなっており、RSI(9日)も72.1%と過熱感が強くなっているため、この水準での買いは控えたいと判断した。

■事業概要
医薬品大手。時価総額約5兆8000億円。 PBR約1.2倍

■足もとの業績
直近発表の2020年3月期第1四半期決算では、売上収益8491億21百万円(前年同期比+88.8%)、営業利益98億66百万円(同-90%)、純利益-206億60百万円(同-126.4%)となっている。

西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想

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