ＨＫＳ、前期経常を一転微増益に上方修正

　エッチ・ケー・エス <7219> [ＪＱ] が10月4日大引け後(15:15)に業績修正を発表。19年8月期の連結経常利益を従来予想の1.6億円→2.2億円(前の期は2.2億円)に32.9％上方修正し、一転して0.5％増益見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の1.1億円→1億円(前の期は1億円)に4.5％下方修正し、増益率が10.0％増→5.0％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.1億円→1.6億円(前年同期は1.3億円)に50.0％増額し、一転して24.1％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高は、ほぼ当初予想通りの見込みですが、主力の自動車用アフターマーケットパーツの売上構成が伸長したことにより、売上総利益率が当初予想に比べて改善したこと、販売費及び一般管理費が、一部、来期への繰り越し分も含め、当初予想を下回ったこと等により、営業利益は198百万円（当初予想比58百万円増）、経常利益は222百万円（当初予想比55百万円増）となる見込みです。また、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、投資有価証券評価損48百万円の計上等により105百万円（当初予想比4百万円減）となる見込みです。※上記の予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。