ドル/円、「ダブルトップ」が視野に
昨日のドル/円は終値ベースで約0.5%下落。NY市場で株安・債券高(金利低下)が進むと一時107.00円台までドル安・円高に振れた。前日の米9月ISM製造業景況指数の悪化を受けた米景気減速懸念を引きずる中、この日は米9月ADP全国雇用者数が予想を下回る伸びにとどまった事が嫌気された。本日の米9月ISM非製造業景況指数と明日の米9月雇用統計はいつも以上に注目が集まりそうだ。
そうした中、ドル/円は107円台後半にあった主要サポートを軒並み下抜けており、短期的に下押し圧力が増しそうなチャートフェースとなっている。9月24日安値(106.96円前後)を割り込むと「ダブルトップ」が完成するだけに、足元の動きに注目したい。一定の押し目買いニーズが見込める東京市場では、株価が想定内の下落に留まるようなら下値は限られると見るが、欧米市場の動きには改めて注意が必要となりそうだ。なお、注目の米9月ISM非製造業景況指数の市場予想は55.0となっており、前月(56.4)からの低下が見込まれている。
そうした中、ドル/円は107円台後半にあった主要サポートを軒並み下抜けており、短期的に下押し圧力が増しそうなチャートフェースとなっている。9月24日安値(106.96円前後)を割り込むと「ダブルトップ」が完成するだけに、足元の動きに注目したい。一定の押し目買いニーズが見込める東京市場では、株価が想定内の下落に留まるようなら下値は限られると見るが、欧米市場の動きには改めて注意が必要となりそうだ。なお、注目の米9月ISM非製造業景況指数の市場予想は55.0となっており、前月(56.4)からの低下が見込まれている。