今夜の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也

著者:神田卓也
投稿:2019/09/27 15:48

今夜の注目材料は

東京市場のドル/円は、期末要因によるドル売り観測や軟調な日本株が重しとなり上値が重い展開。ただ、材料難のなかで下値も限られ107.60~80円台の狭いレンジで方向感なくもみ合いが続きました。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

9/27(金)
16:00 サンダース英MPC委員講演
16:15 デギンドスECB副総裁、クノット・オランダ中銀総裁講演
17:00 ノルウェー9月失業率
18:00 ユーロ圏9月消費者信頼感指数・確定値
18:00 ユーロ圏9月経済信頼感指数
21:30 クオールズFRB副議長講演
21:30 レーンECB専務理事講演
21:30 米8月個人所得
21:30☆米8月個人消費支出(PCE)
21:30☆米8月PCEデフレーター
21:30☆米8月耐久財受注
22:00 デコス・スペイン中銀総裁講演
23:00 米9月ミシガン大消費者態度指数・確報値
26:00 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演
※☆は特に注目の材料

米個人消費支出(PCE)とPCEデフレーターは米連邦準備制度理事会(FRB)も注視する重要統計です。四半期末を間近に控えて市場の反応は限られるかもしれませんが、結果は確認しておきたいところです。四半期末といえば、ロンドンフィキシング(24:00)の前後に様々なフローが交錯する事で不規則変動が起きやすいため要注意です。
神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
配信元: 達人の予想