今夜から明朝の注目材料は＝外為どっとコム総研 神田卓也

今夜から明朝の注目材料は

東京市場のドル/円は、米中貿易摩擦の緩和期待や日銀の追加緩和観測に支えられて一時107.40円前後まで上昇しました。ただ、昨日の下げを埋めるには至っておらず、欧米市場の動きが気になるところです。まずは注目材料を確認しておきましょう。

9/25（水）
16:00　クーレECB専務理事講演
18:00　ラウテンシュレーガーECB専務理事講演
21:00　エバンズ米シカゴ連銀総裁講演
22:05☆カーニーBOE総裁、講演
23:00　ジョージ米カンザスシティー連銀総裁、ブレイナード米FRB理事議会証言
23:00　米8月新築住宅販売件数
23:30　EIA週間原油在庫統計
24:15☆カーニーBOE総裁講演
26:00　米5年債入札（410億ドル）
29:00☆トランプ米大統領会見
-----☆英議会再開
-----☆日米首脳会談（ニューヨーク）

9/26（木）
08:00 カプラン米ダラス連銀総裁講演

※☆は特に注目の材料

トランプ米大統領の弾劾を巡る動きが引き続き注目されそうです。今夜は、疑惑の発端となったウクライナ大統領との電話会談の記録が公開される予定で、次期大統領選の強力ライバルと目されるバイデン前副大統領の追い落としを目論んだ要請をウクライナ側に行ったかどうかが焦点となっています。29時からのトランプ米大統領の会見もこれに絡んだものと考えられます。