目標株価引き上げから、決算が好調を維持できれば、株価はそれらに追随する可能性が高い
週明け17日に、同社第1四半期業績が発表になる。
ツルハHDは、再編が進むドラッグストア業界において最も注目されるうちの1社として、その動向が投資家の注目を集める企業だ。
2019年5月期連結営業利益は、418億円と、前期比4%の増益となったが、今期、2020年5月期も、437億円と、4.5%の増益を予想している(会社側)。したがって、この第1四半期の注目は、営業利益でそのベースでの増益率が確保できているか、という点にある。
同社の株価は、2018年5月の16780円から、今年5月の8510円へ、半値近くの調整を演じた。現在は、そこからの反発途中にあり、先週末の株価は11750円と、下落幅に対して33.8%、つまり3分の1戻りを達成した水準にある。
先週は野村證券が目標株価を上げており、今週の第1四半期決算が好調を維持できれば、株価はそれらに追随する可能性が高いだろう。
元々、全国でエリア展開を分け、共生してきたドラックストア業界だが、名古屋圏のスギ薬局、札幌のツルハドラッグが全国へ展開する情勢となり、業界は一気に戦場と化した。この過程で、ツルハHDは、レディ薬局、杏林堂を傘下とし、グループ経営を進め、業界トップクラスの業容となっている。
こうした中、マツモトキヨシがココカラファインとの経営統合を目指し動き始めるなど、同業界の再編は必至だ。しかし、こうした中でもツルハHDの評価は高く、前回高値の半値戻り、12600円程度をまず、奪回する動きが期待できる。
ツルハHDは、再編が進むドラッグストア業界において最も注目されるうちの1社として、その動向が投資家の注目を集める企業だ。
2019年5月期連結営業利益は、418億円と、前期比4%の増益となったが、今期、2020年5月期も、437億円と、4.5%の増益を予想している(会社側)。したがって、この第1四半期の注目は、営業利益でそのベースでの増益率が確保できているか、という点にある。
同社の株価は、2018年5月の16780円から、今年5月の8510円へ、半値近くの調整を演じた。現在は、そこからの反発途中にあり、先週末の株価は11750円と、下落幅に対して33.8%、つまり3分の1戻りを達成した水準にある。
先週は野村證券が目標株価を上げており、今週の第1四半期決算が好調を維持できれば、株価はそれらに追随する可能性が高いだろう。
元々、全国でエリア展開を分け、共生してきたドラックストア業界だが、名古屋圏のスギ薬局、札幌のツルハドラッグが全国へ展開する情勢となり、業界は一気に戦場と化した。この過程で、ツルハHDは、レディ薬局、杏林堂を傘下とし、グループ経営を進め、業界トップクラスの業容となっている。
こうした中、マツモトキヨシがココカラファインとの経営統合を目指し動き始めるなど、同業界の再編は必至だ。しかし、こうした中でもツルハHDの評価は高く、前回高値の半値戻り、12600円程度をまず、奪回する動きが期待できる。