17日の株式相場見通し=反落、中東での地政学リスクが重荷

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/09/17 08:07
 17日の東京株式市場は、売り先行となり10日ぶりの反落となることが予想される。サウジの国営石油会社サウジアラムコの石油施設が14日に無人機の攻撃を受けたことで、サウジの産油量の約半分の生産が停止、原油価格が記録的な急騰をみせた。地政学リスクが強く意識されるなか、前日の米国株市場ではNYダウが140ドルあまり下落しており、日経平均が連騰していた東京市場でも広範囲に利益確定を促す展開となっている。中国景気の減速に対する警戒感もくすぶっており、主力株中心に風向きは悪い。

 16日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比142ドル70セント安の2万7076ドル82セントと反落。ナスダック総合株価指数は、同40.543ポイント安の7852.412と続落した。

 日程面では、8月の首都圏・近畿圏マンション販売。海外では8月の中国70都市の新築住宅価格動向、8月の米鉱工業生産指数、9月の全米住宅建設業協会の住宅市場指数など。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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