新興市場銘柄ダイジェスト:リアルワールドはストップ高、HEROZが大幅続落

配信元:フィスコ
投稿:2019/09/11 15:40
<3698> CRI・MW 1798 +27
3日ぶりに反発。10日大引け後、超速・精度な楽曲解析を実現するミドルウェア製品「BEATWIZ(ビートウィズ)」において、新たに自動採譜機能を追加するなど、2019年型アップデートの実施を発表している。これにより、従来からの超速・精度なビート解析機能に加えて、自動採譜や楽の情感情報を得られる機能が加わり、楽曲に同期した演出・制作がさらに行いやすくなったとのこと。

<3399> 山岡家 1618 -17
朝高後マイナス転換。10日、20年1月期第2四半期累計業績を発表。営業利益は前年同期比17.4%増の1.57億円。売上高も同8.9%増の66.43億円と前年同期より増収率を上げている。電子決済対応券売機の導入や定期的な期間限定メニューの実施などが功を奏したよう。8月度速報の既存店売上高は前年同月比2.8%増と今期7ヵ月連続で前年を上回る。前年実績を上回るのは2017年11月からの31ヵ月連続。

<3976> シャノン 1293 -44
大幅反落。19年10月期第3四半期累計業績を発表。営業利益は0.16億円の赤字とその幅を縮小するも前年同期に引き続き赤字着地。売上高も前年同期比3.8%増の13.72億円と前年同期の19.9%増より増収率が大きく鈍化。最重要課題として取り組むサブスクリプション売上は当初想定を上回り堅調に推移したものの、第3四半期連結累計期間における売上高が当初想定を若干下回ったことが素直に嫌気された模様。

<4382> HEROZ 14050 -2510
大幅続落。20年4月期1Q決算を発表。AI市場において順調に収益は伸びているとのことで、売上高は前年同期比26.8%増の3.76億円と市場予想を上回った。ただ、営業利益は同6.7%増の1.11億円と市場コンセンサスの1.20億円を下回り、通期の営業利益に対する進捗率も21.3%と節目の25%を下回った。AI関連として期待値が高かった分、コンセンサスを下回ったことに対する失望売りが先行した模様。

<6060> こころネット 996 +81
大幅上昇。ベトナムにおける霊園マネジメント会社の持分を取得し、持分法適用会社化することを発表。同社は新中期経営計画(2020年3月期~2022年3月期)の中で、「成長分野への資源集中」を基本方針の一つとし、「新分野・海外への資源投入」を重点施策として掲げている。このような中で、ベトナムでは大都市郊外に大規模霊園が建設され墓石需要が増加傾向にあり、こうした需要を取り込んでいきたい方針。

<3691> リアルワールド 709 +100
ストップ高。子会社である株式会社カチコが、出資先の株式会社vivitoとジョイントベンチャー、株式会社 vivito synC(ビビトーシンク)を設立したことを発表。クリエイティブに特化したvivitoとクラウドソーシングを活用した独自の動画サービスを提供するカチコがタッグを組むことで動画事業の更なる成長と収益最大化を目指すとしている。

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配信元: フィスコ

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