【買い】テックポイント・インク(6697)本国の景気後退懸念払拭で米国本社のハイテク株が存在感を増してくる◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2019/09/06 17:01

本国の景気後退懸念払拭で米国本社のハイテク株が存在感を増してくる

業種:電気機器
時価総額:42億円
PER:  ―倍
PBR: ―倍

 監視カメラ・車載カメラ向け半導体の開発・販売を行っており、米国のシリコンバレーに本社。独自のHDビデオ接続技術を開発するファブレス型の半導体メーカーである。JDRとは日本版預託証券で、基本的には外国株。

 業績面においては、外国株のため決算はドルベースとなり、直近の8/8発表の中間決算では売上高1,219万ドル、営業損益は36.5万ドルの赤字であり、純損益は28.3万ドルの赤字での着地であった。しかしながら、第2Q単独では車載半導体の売上が好調で、売上高は700万ドル、営業利益も34.5万ドルで黒字転換を果たしている。

 株価は中長期的な下落トレンドが続いていたが、足元では反転の動きを見せ始めており7月には一時ストップ高となる場面もみられた。上記の決算発表後は出直り色がさらに強まっており、200日移動平均線を上抜けて徐々に上値指向も強まっている。800円台復帰で足場を固められるようであれば、車載用半導体の需要回復と同社の競争優位性が好感されて強気転換してきそうだ。
配信元: 達人の予想

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