新興市場銘柄ダイジェスト:サマンサJPは一時ストップ高、クラウドWが大幅に3日続伸

配信元:フィスコ
投稿:2019/09/03 15:39
<7564> ワークマン 6050 +120
年初来高値。8月の既存店売上高が前年同月比54.7%増になったと発表。23カ月連続のプラスで、伸び率は前月(16.3%増)から加速。客数34.2%増、客単価15.3%増。猛暑が続いたことから空調ファン付作業服や冷感機能のコンプレッションウエア、クールスリーブなどの防暑小物などが好調だった。特に空調ファン付作業服でアウトドアやスポーツ観戦などにも着用できるラインナップを増やしたことが奏功した。

<7829> サマンサJP 277 +48
一時ストップ高。コナカ<7494>が同社CEOの湖中謙介氏から保有するサマンサタバサジャパンリミテッド株の全て1104万6600株を譲り受けると発表している。異動後のコナカの議決権所有割合は31.30%で、持分法適用会社となる。コナカが筆頭株主となることで業務提携などが進む可能性があるとの思惑から買いが膨らんだ。

<6166> 中村超硬 419 -21
大幅に続落。1月15日に発行した第6回新株予約権について、8月に28万個が行使され28万株が交付されたと発表している。1株当たりの行使価額は412円まで下落しており、株価の重しとなっている。また、未行使新株予約権数が33万8000個と引き続き株式価値の希薄化懸念がくすぶることも嫌気されている。前日に一時25日移動平均線を上回った株価が引けにかけて再び下回ったことも売り要因になったようだ。

<3900> クラウドW 1221 +76
大幅に3日続伸。一部メディアが売上高100億円以下の上場企業を対象に実施した調査で、クラウドワークス<3900>が18年度までの3年間の売上高伸び率でトップになったと報じており、買い材料視された。調査は「増収の原動力となっているのは登録ワーカーの増加」とした上で、「慢性的な人手不足に加え、副業解禁など政府や企業の動きが追い風」になっていると分析している。

<6736> サン電子 1340 +51
大幅に反発。8月2日に決定した自社株の取得状況について、同月31日までに買付株式数5万株(買付総額6198万8300円)と発表。10月31日までに取得する予定株数は上限25万株(取得価額総額3億円)で、発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.11%。取得予定株数に対して買付株式数は5分の1にとどまっており、今後2カ月間で自社取得が活発化する可能性があるとの期待から買いが膨らんだ。

<6425> ユニバーサル 3160 +70
大幅に反発。100万株(30億円)を上限に自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.28%。取得期間は3日から20年3月31日まで。株主還元の強化および経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするため。8月1日に直近高値(3495円)を付けてから株価が軟調に推移しており、値頃感が台頭しつつあるとの見方も買いを後押ししたようだ。

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配信元: フィスコ

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