【売り】ＪＴ(2914)年初来安値後の反発はまだ継続するか？=フェアトレード田村祐一

■注目銘柄：【売り】ＪＴ(2914)

■注目理由
7月末以降から短期的に下落トレンドを形成していましたが、直近横ばいの状態が続き、5日移動平均線が上向いてきています。26日に年初来安値をつけてからのリバウンド局面であり、続伸していますが、いったん調整が入ると予想します。

■テクニカル分析
もみ合い後に下落し、さらに一段下げてもみ合いをし、また下落し、中期的に下落トレンドを形成しています。長らく続いていた下落傾向も、8月26日の年初来安値でいったん底を打った可能性もあり、これからの上昇に期待します。しかし、反発局面は一度収まると判断し、28日は小幅に下げると予想します。

■事業概要
たばこが事業の中心となっています。M&Aで海外たばこ事業を拡大しています。加熱式たばこにも注力。時価総額約45,070.00 億円。PER約11倍 PBR約2倍

■足もとの業績
直近発表の2019年12月期第2四半期決算では、売上収益1兆585億49百万円(前年同期比-1.6%)、営業利益3113億26百万円(同+3%)、純利益2264億51百万円(同+4.8%)となっています。