今夜の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也

著者:神田卓也
投稿:2019/08/21 15:48

今夜の注目材料は

東京市場のドル/円は米長期金利が持ち直す中、106円台半ばまで買いが先行しました。ただその後はやや伸び悩む展開となっています。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

8/21(水)
17:00 南ア7月消費者物価指数
21:30☆カナダ7月消費者物価指数
23:00 米7月中古住宅販売件数
23:30 EIA週間原油在庫統計
27:00☆FOMC議事録(7月30日-31日分)
----- 英独首脳会談(ベルリン)
-----☆日米閣僚級貿易交渉(ワシントン、22日まで)

※☆は特に注目の材料
今夜は7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表されます。10年ぶりの利下げを決めた会合の議事録という事で注目されますが、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が23日に行われるとあって、ドル/円の反応は限られるかもしれません。その他、明日にかけて行われる日米貿易交渉の閣僚級協議の行方にも念のため注目しておきましょう。
神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
配信元: 達人の予想