円高警戒の週末に
【基調】
下値不安
【注目イベント】
・8/9 米7月生産者物価指数
・米長期金利、主要国株価
【本文】
本日のドル/円は、トランプ米政権が中国通信機器大手ファーウェイとの取引再開に向けたライセンス決定を先送りした事から、米中の対立激化が懸念されて105.70円台まで売りが先行。その後、中国人民元の基準値が予想ほど元安水準に設定されなかった事で警戒感が緩み106.00円台に反発する場面もあったが、15時過ぎには再び105.80円台に押し戻されるなど上値の重い展開となっている。
こうした中、欧米市場では105.50円の攻防が焦点となる可能性があろう。この水準は今週2度に渡りサポートされたチャート上の重要ポイントであり、一部で本邦年金基金の買い=ステルス介入が噂された水準でもある。それだけに押し目買い意欲は強いと推測される一方、もし下抜ければ下げが加速する事も考えられる。105.90-106.00円に観測されているオプションの権利行使期限である23時(日本時間)を過ぎると値動きが軽くなる可能性もありそうだ。仮に本日はサポートが機能しても、週明け月曜日は東京市場が休場となるだけに、オープン直後の円急騰に注意が必要となりそうだ。
下値不安
【注目イベント】
・8/9 米7月生産者物価指数
・米長期金利、主要国株価
【本文】
本日のドル/円は、トランプ米政権が中国通信機器大手ファーウェイとの取引再開に向けたライセンス決定を先送りした事から、米中の対立激化が懸念されて105.70円台まで売りが先行。その後、中国人民元の基準値が予想ほど元安水準に設定されなかった事で警戒感が緩み106.00円台に反発する場面もあったが、15時過ぎには再び105.80円台に押し戻されるなど上値の重い展開となっている。
こうした中、欧米市場では105.50円の攻防が焦点となる可能性があろう。この水準は今週2度に渡りサポートされたチャート上の重要ポイントであり、一部で本邦年金基金の買い=ステルス介入が噂された水準でもある。それだけに押し目買い意欲は強いと推測される一方、もし下抜ければ下げが加速する事も考えられる。105.90-106.00円に観測されているオプションの権利行使期限である23時(日本時間)を過ぎると値動きが軽くなる可能性もありそうだ。仮に本日はサポートが機能しても、週明け月曜日は東京市場が休場となるだけに、オープン直後の円急騰に注意が必要となりそうだ。