【買い】富士フイルムホールディングス(4901)決算発表翌日は寄り付き低くその後反発か?=フェアトレード田村祐一

著者:田村祐一
投稿:2019/08/09 07:18

■注目銘柄:【買い】富士フイルムホールディングス(4901)

■注目理由
8日は陽線をつけて終わりましたが、8月8日発表の決算発表では、売上高前年同期比-5.2%となっています。直近下げていただけに反発を期待したいところですが、大きな好材料はなかったため、寄り付きは低めに始まる可能性が高く、その後上昇するものと判断します。しかし、上昇も小幅に留まる可能性があることには注意が必要でしょう。

■テクニカル分析
緩やかに上昇傾向にありましたが、7月以降5300円から5500円の間を推移し、直近大きく下げています。8日終値時点での25日移動平均線との乖離は約5.7%マイナスとなっています。また、25日移動平均線が75日移動平均線に接近しており、今後は下抜けする恐れもあることで、さらに下落傾向が強まる可能性には注意が必要でしょう。

■事業概要
写真用フィルムから医療機器や液晶フィルムなどに転換しています。傘下にはOA機器大手の富士ゼロックス社。時価総額約2兆5,813億63百万円。PER約13.2倍 PBR約1.0倍。

■足もとの業績
直近8月8日発表の2020年3月期第1四半期決算では、売上高5353億26百万円(前年同期比-5.2%)、営業利益371億13百万円(同+0.7%)、四半期純利益263億92百万円(同-42.4%)となっています。

田村祐一
フェアトレード(株)所属
配信元: 達人の予想

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