カプコンが異彩の上値追い継続、コナミとともにｅスポーツ関連で上値指向◇

　カプコン<9697.T>が全般急落相場のなか続伸と異彩の上げ足をみせている。同社は日経平均が４５０円あまり下落した前週末に約１６％の急騰をみせたが、きょうも目先筋の売りを吸収し上値指向を強めている。売れ筋タイトルのダウンロード販売が好調で利益採算を押し上げており、１９年４～６月期決算は営業利益が前年同期比５割増の７７億３００万円と大幅な伸びを達成した。これを評価する買いが継続している。また、同社はｅスポーツ事業に積極的に資金投下していることで知られる。世界的にｅスポーツ熱が高まるなか、今秋に都道府県対抗の形でｅスポーツの大会が国内で初めて実施されることもあり、関連銘柄としてのマークも強まっている。このほか、同関連ではスポーツへの取り組みを戦略的に強化しているコナミホールディングス<9766.T>も堅調。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：minkabuPRESS