19日のマザーズ先物は前日比5.0pt高の876.0ptと3日ぶりに反発した。高値は885.0pt、安値は875.0pt、取引高は946枚。18日の米国株式市場で、米中首脳会談の開催意向が示されたことで主要3指数が揃って続伸し、朝方のマザーズ先物にも買いが先行した。一方で、今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとのムードが根強いなか、個人投資家の関心が、本日マザーズ市場へと上場した注目ユニコーン銘柄であるSansan<4443>が向かったことなども上値の重しとなった。これにより、朝方の買い一巡後の上値は重く、ナイトセッション終値水準を大きく上抜けるには至らなかった。個別では、前述したSansanの初値は公開価格を5.8%上回る4760円となり、初値形成時の出来高は167万5600株であったほか、値上がり率上位銘柄では、レアジョブ<6096>が18%高となり、ソーシャルワイヤー<3929>やアイ・ピー・エス<4390>がストップ高水準まで買い進まれた。
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