東京株式（寄り付き）＝やや軟調でスタート、ファーウェイ減産の影響を警戒

　１８日の東京株式市場は売り買い交錯もやや軟調、寄り付きの日経平均株価は前営業日比１２円安の２万１１１１円と反落。

　前日の米国株市場ではＮＹダウが小幅ながら反発に転じ、市場のセンチメントはやや改善している。外国為替市場では１ドル＝１０８円台半ばの推移で株式市場には中立要因。ただ、ＦＯＭＣを前に積極的に上値を買う動きは期待しにくい状況。また、中国ファーウェイが今後２年間の売上高見通しを減額し、スマートフォンの減産を見込んでいることは電子部品メーカーなどを中心とする関連銘柄にネガティブ材料として意識されそうだ。

　寄り付き時点で業種別では３３業種中、１１業種が高く、値上がり上位に医薬品、鉱業、石油など。一方、値下がりで目立つのは保険、電力ガス、空運など。

出所：minkabuPRESS