6/13からの今年最後の大相場(?)を攻略する作戦2つ(6月13日版)

著者:中原良太
投稿:2019/06/12 19:00

日本株、これからどうなる?

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

昨日・一昨日とで、
「6/13〜7/1に今年最後の大相場が来るかも!」
という話をしました。

この結論に至った経緯をざっくり説明すると、

「夏以降、世界の株式市場は伸び悩みやすい!」
(だから、今回の相場上昇が2019年ラストかも?)

「FOMCサイクル的に、6/13〜6/25は上がりやすい時期」
「カレンダー周期的に、6/25〜7/1は上がりやすい時期」

という3点をお話ししました。

結論だけだと信用できないかと思うんで、
出所となるエビデンスも列挙します:

◯Ben Jacobsen and Sven Bouman, 2002, "The Halloween Indicator, 'Sell in May and Go Away': Another Puzzle", The American Economic Review, 92(5), pp. 1618-1635
◯Anna Cieslak, Adair Morse, and Annette Vissing-Jorgensen, 2019, "Stock Returns over the FOMC Cycle", The Journal of Finance, Forthcoming
◯Josef Lakonishok and Seymour Smidt, 1988, "Are Seasonal Anomalies Real? A Ninety-Year Perspective", The Review of Financial Studies, 1(4), pp. 403-425

…とまあ、ここまでは良いとして。

今日は、

「これから大相場が来るとして、
僕らにできることは何か?」

という話をします。

個人的なプランは2つ。

僕は運用資金を、
「ガチホ資金(つねに株を持っておく資金)」と、
「短期売買資金(チャンスがあれば株を買う資金)」と、
2つに分けてお金を運用しています。

相場が好調なときには、
「ガチホ資金」がガッツリ上がるし、

相場が不調なときには、
「短期売買資金」を現金化して、
減らさないよう工夫する…という寸法です。

そこで、

1つ目のプランは、
「高収益企業の株を安く買って、
ひたすら放ったらかしにする」
というものです。

いわゆる「ガチホ(本気でホールド)」です。

高収益株や割安株は、
「万年値上がり株」でして。

この2点を満たしている株なら、
季節によらずだいたいどんな時期も
株価が上がりやすいんですよ。

なので、

これまで保有中だった有望株を、
引き続き、ガチホする予定。

2つ目のプランは、

一軍(ガチホしたい銘柄)とは言えないまでも、
二軍(余裕があれば持ちたい銘柄)を狙って、
短期決戦で保有するというものです。

日本株式市場の傾向として、
「上がった日の翌日は上がりやすい!」
という特性があります。

なので、

相場が上がっているときは、
「二軍銘柄」も買い付けて…

仮に相場が不調な場合は、
「二軍銘柄」は売り抜けて…

と、短期売買もします。

短期売買用の銘柄には、

値動きが緩やかで、
業績が安定している銘柄を選ぼうかと。

(値動きが緩やかな安定株は、
下がりにくくて安心なので)

そんなこんなで、

「ガチホ資金で有望株をたっぷり買う!」
「相場が上がっているときは二軍銘柄も買う!」
「二軍銘柄はちょくちょく入れ替える!」
「相場が下がってきたら二軍銘柄は現金にして避難!」
という感じで対応します。

(まぁ、いつもどおりかもしれませんがw)

ひとまず、

先週の木曜日から、
僕は「全力買い」を続けています。

木曜日からの相場の動きが、
楽しみになってきました^^@

相場が上がったら、
「もっと買っておけばよかった!」

相場が下がったら、
「買わなきゃよかった!」

と、相場がどちらに動いても、
どうせ後悔することになりそうです(苦笑)

上がれば上がるで嬉しいし、
下がったら下がったで、それまた相場です。

まぁ、それでも。

状況に応じて、
できる限りのことします。

無茶なことはせず、
淡々と、着実に。

少しずつお金を増やせたら、
それで良いかなって思ってます…!

ちなみに、あなたの作戦は?

これからの相場を、
どうやって攻略する予定ですか?

- 中原良太

【現時点の投資スタンス】
超長期(5年〜10年):売り
長期(1年〜3年):中立
中期(3カ月〜6カ月):買い
短期(1週間〜1カ月):買い
中原良太
株式会社テラス システムトレード開発者
配信元: 達人の予想