萩原工業が続落、上期は営業減益で着地

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/06/11 14:21
 萩原工業<7856.T>が続落している。10日の取引終了後に発表した第2四半期累計(18年11月~19年4月)連結決算が、売上高147億8800万円(前年同期比16.8%増)、営業利益13億100万円(同8.1%減)、純利益8億6700万円(同14.5%減)と増収減益となったことが嫌気されている。

 合成樹脂加工製品事業で、粘着テープ用基材及び海外向けラミネートクロスが順調だった一方、人工芝関連(原糸)などが低調に推移したことに加えて、原料価格下落に伴う在庫評価引き下げが減益要因となった。また、機械製品事業で、東南アジア諸国の軟包装材料及び中国の工業系が共に低調だったほか、海外展示会への積極的な出展もコスト増につながった。

 なお、19年10月期通期業績予想は、売上高290億円(前期比9.6%増)、営業利益28億円(同4.2%増)、純利益20億円(同6.1%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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