ドル円、108円台前半から半ばで小動き。

著者:遠藤寿保
投稿:2019/06/07 09:35

マーケットコンディション

昨日のドル円は、108.44円で始まると、東京時間、「米国とメキシコの移民と関税問題が合意できなかった」とのニュースで108.18円まで下落。その後、「米国とメキシコの協議は決裂ではなく、6日に再開」との見解が示されると108.40円まで上昇。しかし、日経平均が軟調となり、ドル円は108.07円まで下押し。ロンドン時間、買戻しがはいる中、トランプ米大統領が中国に対して「必要なら新たに3000億ドルの関税を課す可能性」と発言すると、108.09円まで下押し。NY時間、前週分の米新規失業保険申請件数が予想を下振れると、108.02円まで下押し。その後はNYダウ平均の上昇などもあり、買戻しが入り108.39円でクローズをむかえた。

ドル円、108円台前半から半ばで小動き。

結局昨日は108円台での小動き。今夜の米国雇用統計待ちといったところか。
ポジティブサプライズの場合、戻りは売られるのではないか。
テクニカル的には107円台前半から106円台の可能性もありそうだ。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想