マザーズ先物概況:5日ぶり大幅反落、米中懸念などを背景に利食い売り優勢に

配信元:フィスコ
投稿:2019/05/30 16:26
30日のマザーズ先物は前日比12.0pt安の902.0ptと5日ぶりに大幅に反落して終了した。高値は915.0pt、安値は897.0pt、取引高は2084枚。

本日のマザーズ先物は、前日の米国市場が大幅に続落するなど世界的な株価下落が続いたことで投資家心理が悪化し、マザーズ先物にも売りが広がった。また、前日までの4日間で4%超も上昇していたこともあり、外部環境の不透明感が目先の利益を確保する動きにつながった側面もある。ただ、個別に材料のある銘柄やIPO銘柄など個人投資家による中小型株物色意欲は旺盛で、売りが一巡したあとはマザーズ先物にも押し目買いが散見されていた。

本日のマザーズ市場では、前日の株価上昇の反動からACSL<6232>やインパクトHD<6067>が反落した。また、分割権利取りの買いが一巡したことからチームスピリット<4397>が値を下げた。一方、本日マザーズ市場に新規上場したバルテス<4442>は買い気配のまま値が付かず、初値は持ち越しとなった。


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配信元: フィスコ

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