ドル円、上値が重い。

著者:遠藤寿保
投稿:2019/05/29 09:57

マーケットコンディション

昨日のドル円は、109.51円で始まると、東京時間、日経平均の堅調を受け109.62円まで上昇となるが、その後は失速。ロンドン時間、イタリア財政問題でユーロ円下落を受けクロス円全般が下落すると、ドル円は109.21円まで下落。NY時間、イタリア財政問題でユーロドルの下落から対ドルで買いが先行。5月消費者信頼感指数が予想130.0に対134.1と大きく上振れると109.60円まで上昇。その後は米株が軟調となった事でジリ安となり109.35円でクローズをむかえた。

ドル円、上値が重い。

テクニカル的にも、ファンダメンタル的にもの、買い上がる材料が少ないとおもわれるが、ドル円は底堅い。執筆時109.14円まで売られている。実需買いがどこまで頑張れるかというところか。109円割れは時間の問題と見る。108円台から107円台の下げは想定しておく必要がある。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想