今夜から明朝の注目材料は＝外為どっとコム総研 神田卓也

今夜から明朝の注目材料は

東京市場のドル/円は、仲値公示にかけて109.60円台まで強含む場面がありましたが、手掛り材料に欠ける中、買いは続きませんでした。午後は109.50円を挟んだ狭いレンジでもみ合っています。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

5/28（火）
16:30　ビルロワ仏中銀総裁講演
17:00　ユーロ圏4月マネーサプライM3
18:00　ユーロ圏5月消費者信頼感指数・確報値
22:00　米3月住宅価格指数
22:00　米3月ケース・シラー住宅価格指数
23:00☆米5月消費者信頼感指数
24:30　米2年債入札 （400億ドル）
26:00　米5年債入札 （410億ドル）
-----　臨時EU首脳会議（ブリュッセル）

5/29（水）
06:00　RBNZ金融安定性報告
08:00☆オアRBNZ総裁会見
09:00☆黒田日銀総裁講演
10:10☆オアRBNZ総裁議会証言

※☆は特に注目の材料

今夜は米5月消費者信頼感指数に注目です。市場予想によると130.0に上昇する見込み（前回：129.2）となっています。米国のエコノミストらが、米中貿易摩擦が激化しても米消費者センチメントは悪化しないどころか改善するという強気な予想を披露しているのが印象的です。