ニレコは反落、２０年３月期は３期連続営業増益見通しも市場予想を下回る

　ニレコ<6863.T>は反落している。１７日の取引終了後に発表した２０年３月期連結業績予想は売上高９０億円（前期比６．６％増）、営業利益９億５０００万円（同５．７％増）、純利益７億３０００万円（同４９．０％増）と３期連続営業増益見通しだが、市場予想の営業利益１０億円強を下回ったことが嫌気されているようだ。

　今期は、引き続き国内外鉄鋼メーカーの設備投資需要の堅調が見込まれ、注力している計測システムなどの伸長を見込む。また、検査機事業で堅調な二次電池や電子部品関連の検査設備投資需要取り込みを強化し業績拡大を狙う。

　なお、１９年３月期決算は、売上高８４億４１００万円（前の期比６．７％増）、営業利益８億９８００万円（同２７．４％増）、純利益４億８９００万円（同５．２％減）だった。

出所：minkabuPRESS