米ドル/円、戻りは限定的か
【注目ポイント】ローソク足の対SAR(≒109.99円)ヒット成否
【見通し1】SARヒットなら、「下降トレンド一服」→「揉み合い(レンジ)相場」となる可能性も
【見通し2】SARヒット不成功なら、「相場の一旦頭打ち」→「下押しフローの再開」→「108.50円付近までの下押し」の可能性も
【投資戦略アイデア】戻り売り戦略
足もとでは一旦反発フローとなっている米ドル/円ですが、依然として上値が重いことを示唆するメルクマールが確認できます。
別図チャートでは、1) 21日MA(移動平均線)が右肩下がりであること、2) 遅行スパンがローソク足の下方に位置していること、3) ローソク足の上方に赤色の雲(=抵抗帯、先行スパン)およびパラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース)があること、そして、4) DMI(方向性指数)で-DI>+DIとなっていることから、米ドル/円は依然として上方硬直性相場が継続していることが視認できます。
ローソク足がBB(ボリンジャーバンド)・-1σラインと同・-2σラインの間を推移する“下降バンドウォーク”が示現する中、足もとでは同推移における「アンダーシュート(=売られ過ぎ)に対する反発フローの時間帯」と捉えて良いでしょう。
喫緊のポイントは、ローソク足がパラボリック・SAR(≒109.99円、5/17時点Bid基準値)にヒットするか否か。
これからの時間において、仮にローソク足がSARにヒットした場合は、「下降トレンドの一服」→「揉み合い(=レンジ)相場」となりそうです。
ただし、その場合であっても、a) 21日MAが右肩下がりであること、そして、b) ローソク足の上方に構える赤色の雲(先行スパン)が存在することから、現時点のメルクマールを確認する限り、戻り(=反発フロー)は限定的と考えます。
仮に、ローソク足がSARにヒットしなかった場合は、「相場の一旦頭打ち」→「下押しフローの再開」の可能性も。その場合における下値メドは、1/31時安値を基準とする「108.50円」(別図赤色三角印および黒色点線)を想定すべきでしょう。
以上を概括すると、当面の米ドル/円の投資戦略は、「戻り売り」をベースとするのも一案でしょう。
【見通し1】SARヒットなら、「下降トレンド一服」→「揉み合い(レンジ)相場」となる可能性も
【見通し2】SARヒット不成功なら、「相場の一旦頭打ち」→「下押しフローの再開」→「108.50円付近までの下押し」の可能性も
【投資戦略アイデア】戻り売り戦略
足もとでは一旦反発フローとなっている米ドル/円ですが、依然として上値が重いことを示唆するメルクマールが確認できます。
別図チャートでは、1) 21日MA(移動平均線)が右肩下がりであること、2) 遅行スパンがローソク足の下方に位置していること、3) ローソク足の上方に赤色の雲(=抵抗帯、先行スパン)およびパラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース)があること、そして、4) DMI(方向性指数)で-DI>+DIとなっていることから、米ドル/円は依然として上方硬直性相場が継続していることが視認できます。
ローソク足がBB(ボリンジャーバンド)・-1σラインと同・-2σラインの間を推移する“下降バンドウォーク”が示現する中、足もとでは同推移における「アンダーシュート(=売られ過ぎ)に対する反発フローの時間帯」と捉えて良いでしょう。
喫緊のポイントは、ローソク足がパラボリック・SAR(≒109.99円、5/17時点Bid基準値)にヒットするか否か。
これからの時間において、仮にローソク足がSARにヒットした場合は、「下降トレンドの一服」→「揉み合い(=レンジ)相場」となりそうです。
ただし、その場合であっても、a) 21日MAが右肩下がりであること、そして、b) ローソク足の上方に構える赤色の雲(先行スパン)が存在することから、現時点のメルクマールを確認する限り、戻り(=反発フロー)は限定的と考えます。
仮に、ローソク足がSARにヒットしなかった場合は、「相場の一旦頭打ち」→「下押しフローの再開」の可能性も。その場合における下値メドは、1/31時安値を基準とする「108.50円」(別図赤色三角印および黒色点線)を想定すべきでしょう。
以上を概括すると、当面の米ドル/円の投資戦略は、「戻り売り」をベースとするのも一案でしょう。