NSDが大幅高で17年7カ月ぶり3000円大台乗せ、好業績・高株主還元を評価

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/05/09 13:11
NSDが大幅高で17年7カ月ぶり3000円大台乗せ、好業績・高株主還元を評価  NSD<9759.T>が全体地合い悪のなか大幅高、一時10%近い上昇で3000円大台乗せを果たした。同社株が3000円台に乗せたのは株式分割を考慮すると2001年10月以来17年7カ月ぶり。

 金融機関向けに強みを持つソフト開発会社で、生損保業界を中心に高水準の需要を捉え、業績は好調に推移している。8日取引終了後に発表した20年3月期の連結業績予想は、売上高が655億円(前期比5.7%増)、営業利益は93億円(同7.5%増)、最終利益は61億円(同4.9%増)を見込んでおり、前期に続き収益成長トレンドが継続する見通し。また、株主還元姿勢に厚く20年3月期は前期実績比31円増配の91円を計画、時価予想配当利回りは3%を超える。更に発行済み株式数の1.93%に相当する80万株、20億円を上限とする自社株買いを実施することも発表しており、買い人気につながった。なお、中期経営計画の上方修正も発表、21年3月期の経常利益目標を94億円から101億円に増額している。

出所:minkabuPRESS
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