扶桑薬、前期経常を42％上方修正

　扶桑薬品工業 <4538> が5月8日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の9億円→12.8億円(前の期は8.3億円)に42.2％上方修正し、増益率が8.2％増→53.8％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の2億円→5.8億円(前年同期は4.2億円)に2.9倍増額し、一転して36.4％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高は概ね予想通りに推移いたしました。利益面におきましては、製造原価の低減に努めた結果、売上総利益が増加したことや、研究開発費の一部が次期へずれ込んだこと等により、営業利益、経常利益及び当期純利益は予想数値を上回る見込みとなりました。（注）上記の予想は、発表日現在における入手可能な情報に基づいて算定したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって異なる可能性があります。