今夜から明朝の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也

著者:神田卓也
投稿:2019/05/07 15:41

今夜から明朝の注目材料は

東京市場のドル/円は、一時110.80円台まで反発する場面もありましたが、米中通商問題への警戒感が広がる中で日本株が値を崩すと110.50円台まで押し戻されるなど上値が重い展開でした。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

5/7(火)
18:20 カンリフBOE副総裁講演
20:00 カプラン米ダラス連銀総裁講演
23:00 カナダ4月Ivey購買部協会景気指数
24:35 クオールズ米FRB副議長講演
25:30 ホールデン英MPC委員講演
26:00 米3年債入札(380億ドル)
28:00 米3月消費者信用残高

5/8(水)
08:50 日銀金融政策決定会合議事録
11:00☆RBNZ政策金利発表
未定 ☆中国4月貿易収支

※☆は特に注目の材料

「令和の大発会」となった10連休明けの日本株は米中貿易摩擦の再燃で大幅安となりました。今のところ、ドル/円が株安に強く反応する様子は見られませんが、今夜の欧米株式市場の動きは気にしておきたいところです。また、トランプ米大統領の米中通商協議に関する不規則発言には引き続き要注意で、念のためツイッターアカウント @realDonaldTrump をフォロー(まだの人は)しておきましょう。
神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
配信元: 達人の予想