ダイショー、前期経常を一転16％減益に下方修正

　ダイショー <2816> [東証２] が4月26日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の7.4億円→5.2億円(前の期は6.1億円)に29.7％下方修正し、一転して15.6％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の5.3億円→3.1億円(前年同期は4.5億円)に41.4％減額し、一転して32.1％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高については、業務用調味料の伸長、小売用新製品による売上牽引という増加要因はありましたが、暖冬による鍋つゆ市場の影響を大きく受けたことにより、当初予想を下回る見通しとなりました。　利益面におきましても、製造コスト及び販売コストの効率的運用に努めてまいりましたが、物流コスト、燃料費、労務費・人件費関連コストの増加を吸収するには至らず、営業利益、経常利益、当期純利益は当初予想を下回る見通しとなりました。(注)　上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づいておりますが、実際の業績は今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。