ダイワボウ、前期経常を21%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も70円増額

配信元:株探
投稿:2019/04/25 15:30
 ダイワボウホールディングス <3107> が4月25日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の188億円→228億円(前の期は142億円)に21.3%上方修正し、増益率が31.6%増→59.5%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の105億円→145億円(前年同期は90.3億円)に38.0%増額し、増益率が16.6%増→60.8%増に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の130円→200円(前の期は130円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  通期の業績予想につきましては、ITインフラ流通事業において、IT投資が底堅く推移しWindows7サポート終了を控え更新需要が高まるなか、下半期以降さらに、主力のパソコン販売について、地域密着型営業の推進や顧客ニーズを踏まえた周辺機器やソフトウェアを含めた複合提案が功を奏し、企業向けや官公庁向けの販売が大幅に増加した結果、売上高・営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を上回る見込みです。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なることがあります。

  当社は従来から利益配当を経営の重要課題として位置付けており、業績に応じて内部留保資金の確保を図りながら、継続的かつ安定的な利益還元を行うことを基本方針としております。この基本方針のもと、事業基盤の確立と安定収益体制の構築に努めた結果、通期の業績見通しは当初の予想を上回る見込みとなりましたので、1株当たり期末配当金(普通配当)をこれまで予想していた130円から30円増配し、1株当たり160円に修正いたします。 また、当社はダイワボウホールディングス株式会社に商号変更を行い、新たな経営体制を発足させ、本年7月に10周年を迎えます。加えて、持株会社を中心としたグループ経営を推進し事業競争力の強化を図った結果、当期の業績は過去最高の売上・利益となる見通しであります。これもひとえに株主の皆様をはじめ関係各位の温かいご支援の賜物と心より御礼申しあげます。 つきましては、株主の皆様へ感謝の意を表するため、1株当たり40円の記念配当を実施することといたしました。 これにより期末配当金は、1株当たり200円(普通配当160円、記念配当40円)とさせていただきます。 なお、本件は2019年6月開催予定の第109回定時株主総会に付議する予定であります。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の配当金額は、今後様々な要因により予想数値と異なることがあります。
配信元: 株探

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