アトムリビン、今期経常を11％上方修正

　アトムリビンテック <3426> [ＪＱ] が4月25日大引け後(15:00)に決算を発表。19年6月期第3四半期累計(18年7月-19年3月)の経常利益(非連結)は前年同期比8.4％増の5.7億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の5.5億円→6.1億円(前期は6.5億円)に10.9％上方修正し、減益率が16.2％減→7.0％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の経常利益も従来予想の1.5億円→2.1億円(前年同期は2.9億円)に38.2％増額し、減益率が46.0％減→25.4％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(3Q)の経常利益は前年同期比9.9％増の1.7億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の5.8％→6.5％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　平成31年６月期通期の業績予想につきましては、当社の関連する住宅市場を取り巻く事業環境には不透明感が多いものの、当第３四半期累計期間における業績を踏まえ、更には堅調に推移するソフトクローズ関連商品を中心とした住宅用内装金物の販売状況をも勘案し、業績予想の見直しを行った結果、売上高はほぼ前回予想通りとなる見込みですが、営業利益、経常利益、当期純利益につきましては、前回予想を上回る見通しとなりましたので、上記の通り上方修正いたします。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。