日化薬、前期経常を一転4％減益に下方修正

　日本化薬 <4272> が4月23日大引け後(16:00)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の225億円→215億円(前の期は224億円)に4.4％下方修正し、一転して4.3％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の114億円→104億円(前年同期は103億円)に8.7％減額し、増益率が10.6％増→1.0％増に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第４四半期に主として海外での情報関連部材や自動車安全部品の需要が減少したことにより、前回予想の売上高を下回る見込みです。製造原価および販管費の節減に努めたものの、この減収により減益となる見込みです。※上記予想の内容は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、様々な不確定要素が内在しており今後の市況動向等により変動する可能性があります。