ダウ平均は小反落 決算発表前に調整＝米国株序盤

NY株式22日（NY時間11:25）
ダウ平均　　　26541.15（-18.39　-0.07%）
ナスダック　　　8001.85（+3.79　+0.05%）
CME日経平均先物　22245（大証終比：+5　+0.02%）

　きょうのＮＹ株式市場でダウ平均は小幅に反落。連休明けで動意薄の中、きょうは戻り売りが優勢となっている。経済指標や主要な決算発表も無く材料に乏しいなか、売りが先行している。

　今週は決算発表のピークで、Ｓ＆Ｐ５００採用銘柄のうちの１－３月期決算を予定している３分の１が発表される。ボーイングやアマゾン、フェイスブック、マイクロソフトなどが発表予定。今回の決算は２０１６年以来の減益が予想されており、これまで発表された企業も減益決算が多い。しかし、予想ほどは悪くはないといった評価も多く、全体的にネガティブな雰囲気は強まっていない。それらのイベントを前にきょうは調整の動きが中心にようだ。

　原油が大幅高となっておりエネルギー株が上昇。ホワイトハウスが５月に失効するイラン制裁適用除外を更新しないと発表し、需給へのひっ迫懸念が再び高まっている。

　一方、ナスダックは横ばい。決算を控えたＩＴ・ハイテク株の売りが先行し、指数も下げて始まったものの買い戻しも入り、連休前の水準に戻す動き。

　テスラが反落。微博（ウェイボー）への投稿で、上海の駐車場に停車していたテスラ車が炎上する事故が発生。事故を認めた上で、調査チームを派遣し中国当局と接触していると説明した。死傷者はいないという。また、きょうはアナリストの投資判断引き下げも伝わっていた。

アルファベット（C）　1238.58（+2.21　+0.18%）
フェイスブック　180.22（+1.94　+1.09%）
ネットフリックス　370.23（+9.88　+2.74%）
テスラ　263.15（-10.11　-3.70%）
アマゾン　1874.59（+12.90　+0.69%）
エヌビディア　187.60（+1.30　+0.70%）
ツイッター　34.35（-0.05　-0.15%）

ダウ採用銘柄
Ｊ＆Ｊ　137.65（+0.13　+0.09%）
Ｐ＆Ｇ　106.73（+0.68　+0.64%）
ダウ・インク　57.96（+0.19　+0.33%）
ボーイング　378.61（-1.46　-0.39%）　
キャタピラー　 142.40（-0.96　-0.67%）　
ユナイテッド　 136.78（-0.22　-0.16%）　
ビザ 　160.10（-0.06　-0.04%）　
ナイキ 　88.17（-1.03　-1.16%）
ウォルグリーン　54.67（+0.04　+0.07%）　
３Ｍ　　218.35（-0.53　-0.24%）　
エクソンモビル　 82.57（+1.44　+1.77%）　
シェブロン 　121.40（+1.54　+1.28%）　
コカコーラ 　47.51（+0.03　+0.05%）　
ディズニー 　131.99（-0.46　-0.35%）　
マクドナルド 　194.30（-0.61　-0.32%）　
ウォルマート　103.04（-0.14　-0.14%）
ホームデポ　　205.76（+0.10　+0.05%）
JPモルガン　113.57（+0.11　+0.10%）
トラベラーズ　 137.36（-1.57　-1.16%）
ゴールドマン　 204.85（-1.06　-0.51%）
アメックス　 113.03（-0.64　-0.57%）　
ユナイテッドヘルス　 223.54（+1.79　+0.83%）
ＩＢＭ　　139.45（-0.89　-0.64%）
アップル　 204.79（+0.93　+0.46%）
ベライゾン　　58.21（+0.17　+0.29%）
マイクロソフト　 123.89（+0.52　+0.43%）
インテル 　58.49（0.00　0.00%）
ファイザー　38.89（-0.49　-1.23%）
メルク 　72.81（-0.38　-0.51%）
シスコシステムズ 　56.56（+0.16　+0.28%）

minkabu PRESS編集部　野沢卓美