明日の株式相場見通し=短期急騰の反動で売り優勢、TAG交渉警戒で手控え
あす(16日)の東京株式市場は、きょうまでの3日続伸で日経平均株価が合計481円高と500円近い短期急騰をみせ、昨年12月4日以来約4カ月ぶりに2万2000円台を回復したという達成感もあることから、反動による利益確定売りが優勢となりそうだ。現地15日に始まる日米物品貿易協定(TAG)交渉への警戒感も買い手控え要因となりそうだ。
市場関係者からは「中国の景気が改善傾向にあるとの見方や、米金融大手の好決算を背景に、前週末12日の米株式市場でNYダウ平均株価が大幅反発したことや、外国為替市場での円安・ドル高進行を好感して、きょうの東京株式市場は、ほぼ全面高となった。日経平均が、長期トレンドを示す200日移動平均線(2万1886円=15日)を突破してきたことで、先高期待感から上昇幅が拡大した」との見方が出ている。
週明け15日の東京株式市場は、リスク選好の流れが継続し日経平均は大きく買い優勢で始まり、その後も高値圏で売り物を吸収し、約4カ月ぶりに終値で2万2000円台を回復した。日経平均株価終値は、前週末比298円55銭高の2万2169円11銭と大幅高で3日続伸した。
日程面では、統一地方選・全国121町村長選などが告示、3月の首都圏新規マンション発売に注目。海外では、米3月の鉱工業生産・設備稼働率、上海モーターショー開幕(25日まで)が焦点となる。(冨田康夫)
出所:minkabuPRESS
市場関係者からは「中国の景気が改善傾向にあるとの見方や、米金融大手の好決算を背景に、前週末12日の米株式市場でNYダウ平均株価が大幅反発したことや、外国為替市場での円安・ドル高進行を好感して、きょうの東京株式市場は、ほぼ全面高となった。日経平均が、長期トレンドを示す200日移動平均線(2万1886円=15日)を突破してきたことで、先高期待感から上昇幅が拡大した」との見方が出ている。
週明け15日の東京株式市場は、リスク選好の流れが継続し日経平均は大きく買い優勢で始まり、その後も高値圏で売り物を吸収し、約4カ月ぶりに終値で2万2000円台を回復した。日経平均株価終値は、前週末比298円55銭高の2万2169円11銭と大幅高で3日続伸した。
日程面では、統一地方選・全国121町村長選などが告示、3月の首都圏新規マンション発売に注目。海外では、米3月の鉱工業生産・設備稼働率、上海モーターショー開幕(25日まで)が焦点となる。(冨田康夫)
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