東エレクなど軟調も底堅さ、半導体製造装置関連の下値では押し目買いも観測◇
東京エレクトロン<8035.T>が反落。米中貿易摩擦の影響などを考慮してIMFが今年の世界経済成長率を下方修正したことを受け、前日の米国株市場では景気敏感株などを中心に売りが優勢となり、ここ上昇基調が続いていたフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も8日ぶりに反落、東京市場でもこの流れを受けて半導体製造装置関連などに目先筋の利益確定の動きが出ている。もっとも、下げ幅は限定的で、同社株は前引け時点で1.5%弱の下落率にとどまっている。また、半導体検査装置を製造するアドバンテスト<6857.T>は朝安後に切り返し、前引け時点では小幅ながらプラス圏に切り返した。5G用半導体チップの開発が加速していることや、ビッグデータに対応したデータセンターの増設需要などが、中期的な市況回復につながるとの見方もあり、押し目買いの動きが観測されている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:minkabuPRESS
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