トランプ米大統領の報復関税で、ドル円下落。

著者:遠藤寿保
投稿:2019/04/10 09:44

マーケットコンディション

昨日のドル円は、111.44円で始まると、東京時間、日経平均株価の反発を受け111.57円まで上昇となるが、日経平均株価が失速すると111.27円まで下落。ロンドン時間は、弱含みながら111.30円前後で揉み合い。NY時間、トランプ米大統領が「EUからの輸入品に対して報復関税を課す」と報道されると、貿易摩擦の激化懸念で、NYダウ平均が一時230ドル超下落し、ドル円も110.97円まで下落。その後は買戻しが入り111.15円でクローズをむかえた。

トランプ米大統領の報復関税で、ドル円下落。

ドル円は先週末の米雇用統計を境に失速。昨日下落の切っ掛けは、トランプ米大統領の報復関税。テクニカル的には、一目均衡表において、本日、転換線>基準線となり好転状態となったが,112円が重くのしかかるかたちとなった。
目先は、もう少し調整の下げがありそうだ。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想