マーケットコンディション 先週末のドル円は、110.80円で始まると、東京時間、実需の買いで110.89円まで上昇。しかし、日経平均株価の軟調を受け110.65円まで下落。ロンドン時間、110円台後半での揉み合い。NY時間、3月米製造業PMIが予想53.6に対し52.5、3月米サービス部門PMIが予想56.0に対し54.8と下振れ。米長期金利の低下もあり、世界的景気減速懸念から109.74円まで下落。その後は買い戻され109.92円でクローズをむかえた。
世界的景気減速懸念で、ドル円109円台。 20日のFOMCで、米国の今年の利上げ観測が12月の2回から0回など、米金融引締めが早まった事に追随し、世界的景気後退懸念での円買いとなった。日足一目均衡表で、29日間三役好転だったが、FOMCの発表で、三役好転が解消。109.27円(雲下限)を割り込むと、一転「三役逆転」の可能性まで出てきた。しかし、米国経済が、そこまで悪化するとは考えにくい。